Tokyo Gendai の5つのパブリックプログラムを通じて、ざまざまな視点から現代アートを探求することができます。Tokyo Gendai ご来場の皆様は、パブリックプログラムをすべて無料でご堪能いただけます。
Art Talks (アートトークス)には、アーティスト、キュレーター、コレクターなど、さまざまな分野で活躍するリーダーが集います。今日のアート界の主要トレンド、トピック、動向についてのディカッションにより、現代社会の重要なテーマを探求します。
Art Talks は、Tokyo Gendai のオフィシャルトークパートナーであるCOZUCHI のサポートにより行われます。
千住博と佐藤卓が読み解く日本美術十選
アジア美術の未来
Tsubomi – Polyrhythm
成長するアジア、拡張するアートフェア
戦後日本美術コレクションの歩み
「Polyrhythm(ポリリズム)」とは音楽で、声部により異なるリズムが同時に演奏されることを意味します。2025年のTsubomi ‘Flower Bud’ で取り上げたのは現代美術の領域で活動している作家ですが、青木 千絵は漆、中井 波花はセラミック、三嶋 りつ惠はガラスを、作品のコンセプトに深く関わる素材として用いています。彼女たちのように、作品の技法や素材に工芸の文脈と接する部分を持っている、あるいは工芸の制度の中で訓練を経てきた現代美術作家は少なくありません。
今展では、現代美術が「工芸的」な要素を併せ持つことの豊かな可能性に注目しました。民族や宗教、政治的信条、さまざまな社会的立場など、現代を生きる個人が複数のアイデンティティを包含する存在であるように、創作に関わるアイデンティティも単一とは限りません。工芸と現代美術は全く異なる拍を刻む創造の営みですが、異なる拍が同時に鳴ることでしか成立しない、響きを聴き取ってください。
Ne ‘Root’ は、日本を代表する複数の財団による特別展です。
ベネッセアートサイト直島の活動や今年5月に開館した直島新美術館について紹介します。
都市開発や未来の都市づくりのあり方に関心を寄せるアーティスト、思想家、研究者の支援について紹介します。
小田原文化財団の活動拠点である「江之浦測候所」のランドスケープをパネル、模型展示を通じて紹介します。
アートコレクターがお気に入りの作家を紹介し、コレクションの楽しさを伝える展覧会「My Pick」と、CADANの活動を映像やパネルで紹介します。
インスタレーションのプログラム Sato ‘Meadow’ では、12のインスタレーションを会場内で展示します。
作品の詳細は以下ページをアクセスしてください。
Hana Artist Award (ハナ アーティスト アワード) は、フェア内の Hana ‘Flower’ セクターに参加した中辻悦子 (Yoshiaki Inoue Gallery に贈られ、フェア会期中の特別表彰とともに賞金10,000 USドル (約150万円) が授与されました。
選考は、国際的な現代美術専門誌ArtReview編集長の Mark Rappolt、Dib Bangkok ディレクターの手塚美和子、滋賀県立美術館ディレクター (館長) の保坂健二朗によって行われました。
Hana Artist Award は、Tokyo GendaiのオフィシャルサポーティングパートナーであるArtStickerのサポートにより実施することができました。
藤岡 亜弥
写真家
1972年広島生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。台湾への留学を経て、ヨーロッパやブラジルなど世界各地を旅しながら作品制作を続ける。2007年には文化庁新進芸術家海外研修制度によりニューヨークに滞在し、国際写真センター(ICP)にてティーチング・アシスタントを務める。 2013年より故郷・広島を拠点に活動を再開。終戦から70年が経過した広島の現在を写した写真集『川はゆく』(赤々舎)により、2017年第41回伊奈信男賞、2018年林忠彦賞および木村伊兵衛写真賞を受賞。 2021年には金沢21世紀美術館「ぎこちない会話への対応策」展に出品、2022年には入江泰吉記念奈良市写真美術館にて個展を開催。2023年・2024年にはSEIZAN Gallery New Yorkのグループ展など国内外で展示多数。サンフランシスコ近代美術館に作品が収蔵されている。 主な写真集に『わたしは眠らない』(赤々舎)、『さよならを教えて』(Ricochet)などがあり、2025年にはニューヨーク滞在時の作品をまとめた新作写真集『LIFE STUDIES』を刊行予定。 京都在住。京都芸術大学講師。
ポリーヌ ヴェルマール
ブルックリン美術館写真キュレーター
ポリーヌ ヴェルナール は、ニューヨークのブルックリン美術館で写真部門キュレーターを務めている。これまでにマグナム・フォト、ICP(国際写真センター)、MoMA、アンリ・カルティエ=ブレッソン財団で勤務。『I’m So Happy You Are Here – Japanese Women Photographers from the 1950s to Now』(Aperture、2024年)の共編者でもある。
光田 ゆり
多摩美術大学教授
兵庫県生まれ、京都大学文学部卒業後、渋谷区立松濤美術館などで学芸員を務め、2021年から現職、翌年から多摩美術大学アートアーカイヴセンター所長。企画展に「鏡と穴 写真と彫刻の界面」(2017)他多数。著書に『高松次郎 言葉ともの』(2011)『写真、芸術との界面に』(2006)ほか、共著に『History of Japanese Art After 1945:Institutios, Discourses, and Practices』(2023)、『For a New World to Come: Experiments in Japanese Art and Photography, 1968‐1979』(2015)ほか
マルシン ルサック
アーティスト / デザイナー
1987年ワルシャワ(ポーランド)生まれ。現在はロンドンとワルシャワを拠点に活動しています。価値、儚さ、そして美学の交差地点に自身の作品を位置づけるルサックは、現代社会の消費パターンや産業がいかなる手法でそれを操作するのか、さらには私たちが組み込まれて機能するその込み入ったシステムについての研究も行っています。制作が真実性の探求ともいえる彼の作品は、常に疑問を呈し、歴史を参照し、そしてあり得べき未来の提示を行います。素材や量感や形態が持つ力を活用し、マルシンは自身の構想を導き手として、装飾的なオブジェから彫刻へ、そして立体から平面へと表現や技法を自在に行き来するのです。
人文科学(ワルシャワ大学・ヨーロッパ研究学士号)と美術(オランダのデザイン・アカデミー・アイントホーフェンにおけるMan and Living プログラム)のバックグラウンドを有し、またデザインプロダクツの修士号をRCA(英・ロンドン)にて取得しました。2017年に「U-50 国際北陸工芸アワード」(富山)のファイナリストに選ばれています。
石田潤
『GQ JAPAN』ヘッド・オブ・
エディトリアル・コンテント
東京都出身。「流行通信」編集長、「VOGUE NIPPON」「VOGUE HOMME JAPAN」エグゼクティブ・ファッションフィーチャーエディターを経て独立。「Casa BRUTUS」、「T JAPAN: The New York Times Style Magazine」、を中心に、ファッション、アート、建築をテーマに編集、執筆を行う。編集した書籍に、ファッションブランドsacaiの活動をまとめた「sacai A to Z」(米Rizzoli社)など。
千住 博
日本画家
日本画家。1958年生まれ。東京藝術大学卒業。同大学院修了。95年ベネチア・ビエンナーレ名誉賞。イサム・ノグチ賞、恩賜賞、日本芸術院賞受賞。メトロポリタン美術館、英国国立ビクトリア&アルバート博物館等に常設。高野山金剛峯寺等に収蔵。2022年日本芸術院会員。京都芸術大学教授。立命館顧問。
佐藤卓
グラフィックデザイナー
「ロッテ キシリトールガム」「明治おいしい牛乳」のパッケージの他、美術館のシンボルマーク、企業のロゴマークデザインなどを手掛ける。NHK Eテレ「デザインあ」「デザインあ neo」総合指導、21_21 DESIGN SIGHT館長、京都芸術大学学長を務める。
倉森京子
NHKエデュケーショナル
チーフプロデューサー
NHKで「日曜美術館」を中心に、美術やデザインに関する番組や、番組から展開するイベント開発を担当。制作した主な番組に、NHKスペシャル「桂離宮」。4K番組「三宅一生 デザインのココチ」。8K番組「ルーブル美術館」「オルセー美術館」「国宝へようこそ」。シリーズ番組「テクネ 映像の教室」「びじゅチューン!」「やまと尼寺 精進日記」「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」「デザインミュージアムジャパン」など。
一般社団法人Design-DESIGN MUSEUM代表理事。
手塚美和子
Dib Bangkok 館長
手塚美和子は、2025年後半に開館予定の国際現代美術館「Dib Bangkok」の初代ディレクター。就任以前は、ニューヨークの複数の著名な美術機関で要職を歴任し、日本協会ギャラリーディレクター、アジア・ソサエティ美術館の現代美術アソシエイト・キュレーター、荒川修作+マドリン・ギンズのリバーシブル・デスティニー財団アソシエイト・ディレクターを務めた。
これまでにChen Chieh-jen、Robert Indiana、Kimsooja、Maya Lin、森万里子、奈良美智、 Pinaree Sanpitak, and Yang Fudongなど世界的に著名なアーティストとの展覧会を数多く企画。2022年のハワイ・トリエンナーレではアソシエイト・キュレーターを務め、アジア太平洋地域から46組のアーティストやコレクティブを紹介した。
研究者としても、美術展図録や書籍に多数寄稿しており、その執筆先にはMoMA、ワシントンD.C.のハーシュホーン博物館・彫刻庭園、サンフランシスコのアジア美術館、東京の世田谷美術館などがある。
三木 あき子
直島新美術館 館長 / ベネッセアートサイト直島 インターナショナルアーティスティックディレクター
パレ・ド・トーキョー(パリ)チーフ&シニア・キュレーター(2000-2014)、ヨコハマトリエンナーレ(2011 アーティスティック・ディレクター、2017コ・ディレクター)等を歴任。台北ビエンナーレ(1998)、バンコクアートビエンナーレ(2024)等の国際展や、バービカンアートギャラリー(ロンドン)、台北市立美術館、韓国国立現代美術館、森美術館、横浜美術館、京都市京セラ美術館等国内外の美術館にて多くの企画を手掛ける。
斯波雅子
ブルックリン実験アート財団 共同創設者・エグゼクティブディレクター
NY在住のキュレーター/BEAF共同創設者。宇宙を含むアート×テクノロジー領域を個人的にキュレーションする一方、BEAFではレジデンシーや企画展、研究支援を通じ文化交流を推進している。
青木 千絵
金沢美術工芸大学 工芸科 准教授
1981年岐阜県生まれ。金沢美術工芸大学大学院で博士(芸術)取得。等身大の身体と抽象形態を融合させた漆作品を制作。主な展覧会は「融体化する身体」(艸居、2021)、「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(森美術館、2022)。作品はヴィクトリア&アルバート博物館(ロンドン)などに収蔵。
中井波花
作家
1993年北海道生まれ。現在は茨城にて制作、活動中。主な個展に、2025年「Evidence of Time, Record of Action」(Public Record、オークランド)、2023年「海に潜る」(THE BRIDGE – Le Ponde Ciel、大阪)、「浮かぶ」(TARO NASU、東京)、「MELTING TIME」(白紙、東京)など。
橋本麻里
特別展示「Tsubomi ‘Flower Bud’」 アドバイザー、学芸プロデューサー
江之浦測候所 甘橘山美術館 開館準備室室長。金沢工業大学客員教授。ゲーム「刀剣乱舞」日本文化監修。新聞、雑誌等への寄稿のほか、美術・歴史番組等への出演、キュレーション、コンサルティングなど活動は多岐にわたる。近著に『かざる日本』(2021年、岩波書店)、キュレーションに「ラーメンどんぶり展」(2025年、21_21Design Sight)など。
蜷川実花[にながわみか]
写真家、映画監督、現代美術家
写真家、映画監督、現代美術家
写真を中心として、映画、映像、空間インスタレーションも多く手掛ける。クリエイティブチーム「EiM(エイム)」の一員としても活動中。
木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。2010年ニューヨークのRizzoliから写真集を出版。また、『ヘルタースケルター』(2012年)、『Diner ダイナー』(2019年)をはじめ長編映画を5作、Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』(2020年)を監督。
これまでに写真集120冊以上を刊行、個展150回以上、グループ展130回以上と国内外で精力的に作品発表を続ける。
個展「蜷川実花展with EiM:彼岸の光、此岸の影」(京都市京セラ美術館、2025年1月-3月)は、25万人を動員。
最新の写真集に『Eternity in a Momentvol.1‒3』(Akio Nagasawa Publishing & Case Publishing、2024年)がある。
https://mikaninagawa.com
主な展覧会/グループ展「I’M SO HAPPY YOU ARE HERE」Palais de l’Archevêché、2024年
グループ展「Tokyo : Art & Photography」アシュモレアン博物館、2021年‐2022年
「MIKA NINAGAWA INTO FICTION / REALITY」北京時代美術館、2022年
「蜷川実花展」台北現代美術館(MOCA Taipei)2016年
中野信子
脳科学者/医学博士/認知科学者
東日本国際大学 教授/京都芸術大学 客員教授
経歴
1998年 東京大学工学部応用化学科卒業
2008年 東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了
2008年 フランス国立研究所にて博士研究員として勤務
2010年 帰国。研究・執筆を中心に活動
2015年 東日本国際大学教授に就任
2020年 京都芸術大学客員教授に就任
現在、脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行っている。
科学の視点から人間社会で起こりうる現象及び人物を読み解く語り口に定評がある。
服部 今日子
Pace Gallery 副社長
服部今日子はPace Gallery Tokyoの代表として新ギャラリーの立ち上げを主導。
フィリップス日本代表としてバスキアなどの重要作品の取引を成功に導き、日本市場の確立に貢献した。
国内外のアーティスト、コレクター、美術館との強固なネットワークを活かし、日本の現代アートを国際的に発信し続けている。アートとビジネスの両分野に精通し、多角的な視点で活動している。
ソクホ ジョン
Art Busanディレクター
Seokho Jeongは、米国とドイツでの留学を経て2019年にアート釜山に参加。現在はアート釜山とDefine Seoulの2つのフェアを統括している。2012年に釜山のアートシーン活性化を目的に始まったArt Busanは、今や世界のアート関係者を海辺の都市に呼び込む韓国有数のフェアへと成長。国内外のギャラリーや美術機関との交流を広げるというミッションのもと、海外ギャラリーを韓国に紹介し、現地コレクターと結びつけることで、多くのギャラリーが韓国に拠点を拡大するきっかけを作ってきた。2023年、その勢いを受けて、コレクティブルデザインと現代美術を融合させた新フェア「Define Seoul」を、首都ソウルの活気あふれる聖水洞エリアで立ち上げ、フェアビジネスのさらなる多様化を図っている。
シュイン ヤン
ART SGフェアディレクター
オークションハウス、ギャラリー、アートフェアを横断して、東南アジアを中心に活動してきたアートプロフェッショナル。クリスティーズでキャリアをスタートし、ロンドン、シンガポール、香港で勤務。その後、シンガポール拠点の現代美術ギャラリーのディレクターとして、ギャラリープログラムやアートフェア戦略の策定に携わる。2017年にArt Central Hong Kongのフェアディレクターに就任し、2019年からはART SGのフェアディレクターを務める。2023年1月の成功裏のローンチ以降も、フェアの発展と成長を牽引。アーティスト、ギャラリー、コレクター、キュレーター、業界関係者を幅広く結ぶ東南アジアのアートシーンに関する深い知識とネットワークを持つ。
高根 枝里
Tokyo Gendaiフェアディレクター
日米のアーティストやコレクターを対象としたアートコンサルタントとして活動するほか、Google Arts & Cultureの日本担当、セゾンアートギャラリーのアートディレクター、Tokyo FMのラジオ番組『サステナ*デイズ』の司会など、日本のアートシーンにおいて多彩な経験を重ねてきた。約13年間にわたりニューヨークに在住し、国際交流基金(Japan Foundation)に勤務。アメリカのアート系非営利団体への支援を通じて、日米間の文化交流にも貢献した。New York University大学院 Visual Arts Administration学科修了。
ビビアン リー
ダラス美術館 The Lupe Murchison 現代アートキュレーター
ダラス美術館の The Lupe Murchison 現代美術キュレーター。Tiffany Chung、Mel Chin、Guadalupe Rosalesらとの協働を実現し、「Slip Zone: A New Look at Postwar Abstraction in the Americas and East Asia」(共同キュレーション)や回顧展「Matthew Wong: The Realm of Appearances」などを企画。
グッゲンハイム美術館、ヒューストン美術館、ウースター美術館に勤務し、クラーク大学での講義経験も持つ。アジアの戦後・現代美術を専門とし、ミシガン大学アナーバー校で博士号を取得。『Oxford Art Journal』『Art History』『Yishu: Journal of Contemporary Chinese Art』ほか、近刊『Postwar Revisited—A Global Art History』など多数の出版物に編集・執筆で関わっている。
西沢碧梨
インディペンデント・キュレーター/ アドヴァイザー
西沢碧梨(みどり)は戦後日本美術を専門とするインディペンデント・キュレーター/アドバイザー。2004年から2018年の間に手がけた企画を通じて田中敦子、山崎つる子、松谷武判をはじめ、50名以上の日本人作家の作品を国際市場で紹介してきた。戦後日本美術の変遷を辿る展覧会、The Masked Portrait I & IIをニューヨークのMarianne Boesky Galleryで2008年と2011年に発表した。また具体美術協会が1958年にアメリカで初めて展覧会をした場所がHauser & Wirthの所在地であることから、A Visual Essay on Gutai at 32 East 69th Streetと題した展覧会を企画。具体作家の初期作品と共に1958年以降の展開も取り入れた作品群を発表した。インディペンデントとなる1996年以前には、東京のアキライケダギャラリーのディレクター(1986-1992)に続きニューヨーク支店のディレクター(1992-1994)を務めた。2001年より名古屋在住。
神谷幸江
国立新美術館学芸課長
2025年4月より現職。ジャパン・ソサエティー(ニューヨーク)ギャラリー・ディレクター、広島市現代美術館学芸担当課長、ニューミュージアム(ニューヨーク)アソシエイト・キュレーターを歴任。第12回上海ビエンナーレ(2018-2019)共同キュレーターを務めた他、国内外で日本・アジアと地域、異分野を横断する展覧会を手がけている。これまで国内外で小沢剛、オノヨーコ、サイモン・スターリング、森村泰昌らの個展、「荒野のラジカリズム:グローバル1960年代の日本の現代美術作家たち」(ジャパン・ソサエティー、2019)、「ふぞろいなハーモニー:アジアという想像力についての批評的考察」(アジア4都市巡回、2015‒18)、「Re:Quest─1970年代以降の日本現代美術」(国立ソウル大学美術館、2013)などのグループ展を多数企画。西洋美術振興財団学術賞を受賞(2011)、AICA(美術評論家連盟)会員、久保田成子ビデオアート財団アドバイザリー・ボード。著作多数、共著に『Hiroshi Sugimoto: Gates of Paradise』(Skira Rizzoli, 2017)、『Ravaged –Art and Culture in Times of Conflict』(Mercatorfonds/2014)、『California-Pacific Triennial』(Orange County Museum、2013)『Creamier – Contemporary Art in Culture』(Phaidon/2010)などがある。