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2023年 パブリック プログラム

アートトーク

Art Talksでは8つのプログラムを通じ、アーティストをはじめ様々な分野を牽引するプロフェッショナルが一堂に会しアートを軸に対話を繰り広げます。 多角的な視点からの考察に触れることにより、グローバルアートへの理解を深め、現代社会の姿と重要なテーマを探求します。



場所:パシフィコ横浜 2F アネックスホール F206

7月7日

セッション 1 :
12 PM – 1 PM
アーティスト & コレクター ダイアログ:
桑田 卓郎 × 竹内 真

伝統陶芸の手法を踏襲しながらも常に進化した作品を発表し続けるアーティストの桑田卓郎氏と、Visional創設時よりVisional Collectionを展開する竹内真氏。絶えず斬新なアイディアで世界を魅了し続ける2人に、アートアンバサダーのテリー藤井氏がインタビューします。

ゲスト:

桑田卓郎:アーティスト

竹内 真:アートコレクター/ ビジョナル株式会社 取締役CTO)

テリー藤井 (モデレーター):アートアンバサダー

セッション 2 :
2 PM – 3 PM
アート & ファッション ダイアローグ:
坂井 佳奈子 × タカサキショウヘイ

いつの時代も革新性を提示し、クリエイティブな表現で世界に問いを投げかけるアートとファッション。両者は常に共鳴し、同時に社会的なチャレンジにも取り組みます。アートを軸にその影響を対話を通じて探求します。

ゲスト:

坂井 佳奈子:エル & ハーパーズ バザー グループ編集局長 兼 エル デジタル 編集長

タカサキショウヘイ:アーティスト

沓名 美和 (モデレーター):現代美術史家、キュレーター、ディレクター

セッション 3 :
4 PM – 5 PM
ダイアローグ:
大林 剛郎 × 片岡 真実 × 名和 晃平

企業・美術館・アート、それぞれのフィールドから、街・コミュニティー・文化を常にチャレンジと共に進歩し牽引し続ける大林剛郎氏・片岡真実氏・名和晃平氏よりお話しをうかがいます。

ゲスト:

大林 剛郎: 株式会社大林組 取締役会長 兼 取締役会議長、公益財団法人大林財団 理事長

片岡 真実: 森美術館 館長

名和 晃平: 彫刻家

7月8日

セッション 4 :
1 PM – 2 PM
バッタからオノヨーコまで:
横浜トリエンナーレとグローバル・アートの時代

横浜トリエンナーレの第一回を経験したお二人の南條史生氏と椿昇氏をお迎えし、グローバルアート時代のトリエンナーレについて、お二人の深い知見をうかがい考察します。

ゲスト:

南條 史生: 森美術館特別顧問、十和田市現代美術館総合アドバイザー、弘前れんが倉庫美術館特別館長補佐、アーツ前橋特別館長

椿 昇: 現代美術家

塩野入 弥生 (モデレーター): アートロイヤー、クリス・バーデンのエステートとナンシー・ルービンズスタジオのエグゼクティブ・ディレクター

セッション 5 :
3 PM – 4 PM
第8回横浜トリエンナーレの展望

今年開催される横浜トリエンナーレであるアーティスティックディレクターのキャロル・インホワ・ルーとリウ・ディン氏、横浜美術館館長であり横浜トリエンナーレ組織委員会 総合ディレクターの蔵屋美香氏を迎え、その展望を語っていただきます。

ゲスト:

キャロル・インホワ・ルー (盧迎華): 美術史家/キュレーター

リウ・ディン (劉鼎): アーティスト/キュレーター

蔵屋 美香: 横浜美術館館長

セッション 6 :
5 PM – 6 PM
アーティスト&建築家 ダイアローグ:
大巻 伸嗣 × 永山 祐子

作品を通じて存在とは何かを問い続ける現代美術作家 大巻伸嗣氏、ドバイ万博や歌舞伎町タワーで注目を集める永山祐子氏。アジアアートパシフィックの編集長兼発行人であるエレイン W. Ng 氏を招き、グローバルな観点から空間と人間との関係性を建築とアートといった視点で2人の話をうかがいます。

ゲスト:

永山 祐子: 建築家

大巻 伸嗣: 美術作家

エレイン W Ng (伍颖瑜) (モデレーター): アートアジアパシフィック 編集長兼発行人

7月9日

セッション 7 :
1 PM – 2 PM
life actually, 日本の現代女性作家

第一回 Tokyo Gendai の Tsubomi ‘Flower Bud’ では、life actually, the works of contemporary japanese women (life actually, 日本の現代女性作家)を展示いたします。当展示の企画と構成をつとめる、笠原美智子氏と山田裕理氏に展示の成り立ちや見どころなどを、エレイン W. Ng 氏と共に探ります。

ゲスト:

笠原美智子: 石橋財団アーティゾン美術館副館長

山田 裕理: 東京都写真美術館学芸員

エレイン W Ng (伍颖瑜) (モデレーター): アートアジアパシフィック 編集長兼発行人

セッション 8 :
3 PM – 4 PM
アーティスト・トーク:
ウマー・ラシッド

光栄にもウマー・ラシッド氏の初めての日本でのトークセッションをTokyo Gendai で開催します。絵画、ドローイング、テキスタイルやマルチメディア彫刻など様々なフォーマットで作品を創作しつづけるラシッド氏。植民地史に関する百科事典的な知識を駆使し、壮大な歴史的フィクションを表現し、正当化されたり疎外されたりする事実を内包する私たちの危うい歴史を浮き彫りにします。文化研究家の山本浩貴氏を聞き手に迎え、ラシッド氏のアーティストとしてのジャーニーを共有します。

ゲスト:

ウマー・ラシッド: アーティスト

山本浩貴 (モデレーター): 文化研究者

インスタレーション

Tokyo Gendai立ち上げを記念し制作された本作は、大きなスロットカーのレーストラックを中心に、複数のオブジェや彫刻等が配置されており、その中にはフェア初日となる7月7日(金)に日本や中国で毎年行われる伝統行事「七夕」をイメージしたものも含まれます。​レーストラック、電気回路、シナプス回路、そして哲学的概念におけるリゾーム(根茎)など、「サーキット」という言葉自体の​様々な​定義を暗示させるのみならず、日本の伝統的な美意識を喚起し、文化の多様性のあり方に一石を投じる作品です。​

作品名:<The Circuit> (2023)

作家:大平 龍一 (彫刻家)

ミックスメディア インスタレーション

H300 x W1200 x D500 cm

©Ryuichi Ohira Courtesy of NANZUKA

Tsubomi
'Flower Bud'

笠原 美智子(アーティゾン美術館副館長)と山田 裕理(東京写真美術館学芸員)のキュレーションによる「Life Actually: The Work of Contemporary Japanese Women Artists」 展を開催。

イケムラレイコ(シュウゴアーツ)、米田 知子(シュウゴアーツ)、山元 彩香(amanaTIGP)、杉浦 邦恵(Taka Ishii Gallery)、長島 有里枝(MAHO KUBOTA GALLERY)を含む、日本を代表する女性アーティストたちの作品を紹介します。

Ne 'Root'​

国内で様々な活動を展開する芸術文化財団とのコラボレーションにより、特別なショーケースを展開します。

大林財団は、都市開発や未来の都市づくりのあり方に関心を寄せるアーティスト、思想家、研究者の支援について紹介し、福武財団は、瀬戸内海の直島、豊島、犬島を舞台に展開しているアート活動「ベネッセアートサイト直島」における取組を紹介します。吉井財団は、ライゾマティクスを主宰するアーティスト・プログラマ・DJ、真鍋大度の作品を展示。現代美術作家・杉本博司によって設立された小田原文化財団は、同財団の拠点である江之浦測候所を紹介し、タグチアートコレクションは、小中学校を対象としたデリバリー展覧会など子どもたちを対象とした事業を紹介します。